私事ながら、3月20日に42回目の誕生日を迎えたのだが、朝から仕事に没頭していたため、昼過ぎにfacebookのタイムラインに数多くの「誕生日おめでとう」の書き込みを見て気づいた。
書き込みをしてくれた方々には改めて感謝する。それ以外に祝ってくれたのは義母のみで(笑) 仕事に明け暮れた淋しく忙しい一日であった・・・。
そして、ついに「42歳の男の厄年」が始まった・・・幼少の頃から、色々とこの「男の厄年」に纏わる嫌な話を親、上司、等に沢山聞かされ、、あの人は42歳の厄年で死んだ、あの人は42歳で大病した、倒産した・・・など頭に刷り込まれていたので、かなりビビッていたのだ。
そのために前厄の去年には厄払いにも行き、準備万端で迎えたわけだが、前厄の去年には「店の移転」という嬉しい事があって、厄払いしたご利益があった、と思っている。
ただこれから本丸の「本厄」。憂鬱であった。
そして、このちょっと憂鬱な気分でイギリスの友人からのバースデーメールに「厄年」になったよ、と返信しようとしたが、イギリス人に厄年がわかる訳が無い。そこで「厄年」の英訳をネットで探すと、
weblioには、
やくどし 厄年
とあるが、何となく本来の意味とはかけ離れている。他の辞書も似たり寄ったりだ。単語はない。さらに検索しても同じような感じであった。
こんなに多くの日本人が気に掛けている人生の嫌なメインイベントが、こんな訳では、本当の意味は通じず、外国人と分かり合えないのではないだろうか(笑)
そして、フッと検索結果に目をやると、wikipediaに「厄年」があるではないか。まぁ当然であるが。
しかしそのページを読むと内容に愕然とする・・・・
「厄年」には明確な根拠が無いのだ!
以下wikipediaより抜粋
由来
陰陽道に起源があると考えられているが出典は定かではない。何歳が厄年であるか、またその年齢が厄年とされる理由はさまざまである。
厄年の根拠
厄年は出典が無い事から迷信ともされているが、それを踏まえた上で医学的な厄年の説明なども行われており・・・
(wikipediaを全て信頼するわけではないが、)こんなに多くの日本人が気にして、厄払いの為に大金をつぎ込み、心配し、憂鬱になったりしているものに、明文化された明確な根拠が無いらしく、由来が仏教でも神道でも無く陰陽道らしいが、(陰陽道自体は明治5年に明治政府が迷信として廃止させたらしい)、ハッキリはしていないのである・・・
こんな根拠のないものにずっ~と悩まされてきたとは!!(笑)
故立川談志師匠が「お金の嫌いな神様はいない」と言っていた事は本当なのか(笑)
ただ、先人たちが、42歳で問題が起きる確率が高いということを長年をかけて実証してきた結果なのだろうし、「桃太郎」のおばあさんは42歳だったらしいから、ほんの200年前なら平均寿命もそのくらいだし、42歳は既に後期高齢者の部類だったのだろう。
要は、「からだに気をつけなさい」と先人が残したシグナルなのだ。
そして、wikipediaの便利な機能、左カラムにその言葉やキーワードの各言語の説明文が羅列してある。
※これは、例えば、映画やアニメのタイトルなど各国で日本語の直訳とは訳が違うものを探すときに便利。例を挙げると坂本九の名曲「上を向いて歩こう」の英語のページでは「Sukiyaki (song)」である。直訳の「Walk On Facing Up」ではない。
そしてさらに驚く。
ここで「厄年」の英訳があると期待して左カラムを見ると、(3月25日の時点で)
英訳がないではないか(笑)
こんな根拠の無い日本人の「迷信」を訳せないということなのか・・・あれほどのデータの量を誇るwikipediaなのに・・・がっくりであった・・・
どなたか英語に詳しい方、是非この日本独特の文化、42歳の男性日本人が右往左往させられる「伝説」を訳して、世界に紹介して下さい!!
色々調べて逆に気持ちが軽くなりました・・・ずっと信じていた事が迷信だったとは・・・ただこの先人たちが残したシグナルに気をつけて、今年1年も仕事を頑張ろうと思いました(笑)
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